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2012年5月25日 16:38

デスクワークと中腰作業

こんにちは。院長の佐々木です。

桜の時期が終わったと思ったら、今度はライラックが満開ですね。
大通公園では、ライラック祭も始まり、気持ち良い風が吹き、北海道の初夏といった感じで、一番良い気候かなと思います。

さて、ブログのテーマ、肩凝りや腰痛での発生原因で多い2パターンの動作。共に患者様からの原因で多くの方がこの2つに思い当たる事が多いですね。

では、この2つの状態での筋肉負担の違いを書こうと思います。

まず、デスクワークですが、長時間の座位での労働では、頚~背中の背骨を支える筋肉(専門的には脊柱起立筋といいます)が、常に緊張状態になり、血行不良を起こして、疲労物質が筋肉に蓄積されて、痛みなどを引き起こします。
また、長時間の座位で、お尻(専門的には臀筋といいます)の筋肉が持続的に圧迫を受けて、同様に痛みを引き起こす事が多くあります。座面の硬さも腰痛には大変大事です。

次に、中腰作業ですが、前かがみになる事で、上半身の動きが発生し、先程も出てきた背骨を支える筋肉がデスクワークと同様に、常に緊張状態がかかります。
しかし、デスクワークとの違いは、負担のかかる範囲が広く、デスクワークより下にかかるという事です。主に腰部の筋肉です。
また、中腰作業では、腰~臀部・太ももの裏(ハムストリングといいます)などに持続的な緊張が働きます。(抗重力作用といいます)
デスクワークとの違いは、臀部に圧迫がかかるか、筋肉の緊張かという事です。

どちらにしても、骨を支えているのは、筋肉です。
当り前に行っている仕事や家事での姿勢も、色々な筋肉が相互に連鎖して動いているのです。

これからの季節、冷房や外気温との温度差や、汗をかくことも多くなります。それらの外的ストレスは、頑張っている筋肉はとても大きな負担をかけます。・・・トリガーポイントも活性します。

様々な環境にも対応できる筋肉を作って、しっかりと夏を乗り切りましょう!


かなりやわらかく書いたつもりですが、少し難しかったかな?

では、またのブログで。

はり・灸 みさきの整骨院

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