トップページ > お知らせ > ~ヤマハ発動機ジュビロ・新主将・笠原雄太~
2012年4月 9日 16:43
こんにちは!!スタッフの江口です。
今日は、あまり治療と関係ないのですが、以前当院にも治療に来てくれた僕の高校時代の先輩である笠原雄太選手が、この度、ヤマハ発動機ジュビロの新主将になったので、笠原選手について書きたいと思います。
僕が高校に入学して、ラグビー部に入部した時、先輩達は部員が5人しかいませんでした。
ラグビーは15人でするスポーツなので、単独で試合に出場する事は出来ず、他の高校と合同で試合に出場していました。
僕達が入部して、必死に勧誘して何とか部員を15人に出来て、単独で試合に出場する事が出来ました!
しかし、1年生が主体の僕達のチームは、ほとんどトライを取る事も出来ず、いつも大差で負けていました。
先輩は、あの頃から限界を作るのが嫌いで、いつも練習が終わった後も、夜遅くまで一緒に練習していました。
時には、自転車で1時間位かかる体育館までトレーニングしに行っていました。
しかし先輩は、結局公式戦で1勝もする事が出来ませんでした。
そんな先輩も、大学に進学しラグビーをしました。
その時は本当に大変だったと話を聞いていました。
まわりには花園を経験したようなラグビーを沢山知っている人達。
そんな中、先輩は、公式戦0勝の身体の大きいだけの田舎者。
すごく悔しい思いがあったと思います。
でも、昔から限界を作らない先輩は、その悔しさをバネに、がむしゃらに練習して、大学でもレギュラーになり、その後、社会人ラグビーのヤマハ発動機に入りました。
先輩はいつも、
「出来ない理由を考えるんじゃなく、出来るやり方を考える」と言います。
先輩を見ていると、正にその通りだと思います。
先輩が主将になると聞いたときは、身体が震えるほど嬉しく、熱くなりました。
公式戦0勝の漢、北海道魂と、ラグビーに対する情熱と、常に上を目指す姿勢に感動しています。
僕達の誇りで、いつもモチベーションを上げることが出来ています。
新主将、頑張ってください。
~院長、先日は先輩にあんなに丁寧な治療をして頂き、有難うございます。
普段、あまりケアをしない先輩が、すごい調子が良いと言っていました。
ヤマハの日本一を目指して、これからも先輩は、めちゃめちゃ頑張ってくれると思います~