2011年9月13日 16:21
こんにちは。院長の佐々木です。
皆様、体調管理はいかがですか?
今回は、治療についての考察を書きたいと思います。
先日、ラグビーを行っている学生を治療しました。
右足関節捻挫後の痛みと、不安定感が主訴で、練習後はATFL周囲に少し痛みが出るとの事でした。
距骨下関節、距腿関節のROMの減少もさる事ながら、下腿全体の筋トーンが高く、右足をかばう為の代償的な状態でした。
最近、治療をしていて、学生の身体が昔と比べてとても硬い感じがします。中高年の筋質とあまり変わらない学生もいます。
※中高年(私も含め)の方、例えてすみませんm(__)m
過度な柔軟性も問題があるのですが、必要な範囲での柔軟性はもちろん大切です。
ウェイトトレーニングで筋力はあるのですが、それをコントロールする為の柔軟性のバランスが崩れると、軸となる関節に負担がかかり、ケガをしてしまいます。
ちなみにその学生は、アライメントチェック後、筋へのアプローチと促通を行い、テーピングとエクササイズ指導を行い、終了しました。
治療後は、足関節の不安定感は無くなり、屈伸動作でのROMは拡大し、痛みも減少しました。
スポーツに限らずですが、身体にとって柔軟性は必要です。
それも、必要分だけが大切です。
そして、機能的に動作が出来る事がとても大事なのです。
ただ一つだけ、柔軟性がとても必要なところがあります。
それは「あたま」です(笑) あたまは柔らかくしたいものですね(^_^)
では、またのブログで。