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2011年7月28日 18:53
野菜ソムリエ加藤の 心と身体にやさしいお野菜を紹介する「まいチョイス♪」
こんにちは。受付の加藤です。
今回ご紹介するお野菜は・・ 『枝豆』です。
大通り公園のビアガーデン♪が始まりましたね~!
当院の最寄駅「西11丁目駅」のエリアでも、本場のドイツビールが味わえるドイツ村、西10丁目エリアでは、世界で人気のビールが飲める世界のビール広場などがあり、連日賑わっているようです(^‐^)/▽
夏と言えばビール!そして、ビールのお供の定番と言えば、枝豆!ってことで、今回は(強引に?!)枝豆についてのお話です。
枝豆とは簡単に言いますと、大豆を完熟する前に収穫した未熟な豆です。
収穫せずに完熟させると、「畑の肉」と言われる大豆になります。
枝豆は、田んぼのあぜに植えられていたこともあり、地方によっては「あぜ豆」と呼ぶところもあるそうです。
栄養面は、大豆と同様、タンパク質が豊富です。また、大豆には無いビタミンA、Cも含まれています。枝豆は、豆類と野菜の両方の栄養素を備えているのです。
ところで、なぜ枝豆は、昔からビールのお供として愛されているのでしょう・・
それは、味が美味しいのはもちろんですが、栄養の面でもピッタリだからです。
枝豆に含まれるメチオニンは、アルコールから肝臓や腎臓を守る働きがあります。
また、ビタミンB1やCがアルコールの分解を促進し、肝臓の負担を軽くしてくれます。
そしてアミノ酸が傷ついた胃粘膜の再生を早めてくれます。
こんなにたくさんの効能があったなんて・・偉いぞ、枝豆!!(^▽^)
また、イソフラボンも含まれており、更年期症状を和らげたり、骨粗しょう症や冷え症にも効果がありますので、女性にも嬉しいですね。
枝豆の有名どころは、山形の"だだちゃまめ"や新潟の"茶まめ"などがあり、香りや甘味が強く、豆の味が濃いのが特徴です。
どちらも8月が旬ですので、見つけたらぜひ、味わってみてください。
枝豆は特に鮮度が大切です。枝付きのものの方が鮮度がいいので、ちょっと手間ですが、枝付きをオススメします。
見分け方としては
・さやがピンと張って緑色が濃いもの
・豆がよく膨らみ、大きさが揃っているもの
・枝や葉に褐変がないもの
鮮度が命の枝豆は、買ったその日に食べるのがベストですが、長く保存する場合は、茹でて冷凍しましょう。
食べ方は、塩茹でが一般的ですが、塩茹でした枝豆をだし、しょう油、みりんで煮ても美味しいです。また、かき揚げや豆ごはんも緑色が映えていいですね。
東北地方では、すり潰して砂糖などで甘くして、お餅と和える『ずんだ餅』が有名です。
お父さんのおつまみだけでは勿体ない!!
色んなアレンジで、旬の枝豆を頂きましょう~♪
では、次回の「まいチョイス♪」をお楽しみに!