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2011年7月 4日 18:21

「まいチョイス♪」―シリーズ②-

シリーズ②

野菜ソムリエ加藤の 心と身体にやさしいお野菜を紹介する「まいチョイス♪」

こんにちは。受付の加藤です。
今回ご紹介するお野菜は・・ 『ピーマン』です。

7月になり、札幌も夏が始まりました。
さて、"夏野菜"と言って思い出すものは何でしょう?

ナス・トマト・ピーマン・ししとう・とうがらし・・・ 実は、これらはすべてナス科の野菜なんです。(ちなみにジャガイモも)

ピーマンというと、苦手な方も多いかと思いますが、とても栄養豊富な健康野菜ということをご存じでしょうか。
ピーマンには、ビタミンCが多く、1個でおよそ80㎎も含まれています。これは、レモンの2倍です。
ビタミンCはこれからの季節、日焼け対策に十分摂りたい栄養ですね。
加熱に弱いビタミンCですが、ピーマンに含まれているビタミンCは、熱にも強いんです。
これは、ビタミンPが一緒に含まれているからで、PがCを熱や酸化から守ってくれます。
また、ビタミンPは毛細血管の壁を丈夫にしてくれるので、高血圧、動脈硬化などの病気の予防にもなります。

ピーマンの緑色のもとである葉緑素(クロロフィル)は、コレステロールの吸収を抑え、血液を浄化する働きがあるのでコレステロールが気になる方にもオススメ。
そして、抗酸化作用のあるカロテン(ビタミンA)も多く含まれています。
カロテンは、油で調理することで吸収率がアップします。ピーマン料理に油やお肉がよく使われてるのは、美味しいだけじゃなくて、栄養価が高まる調理法だからなのです。

また、ビタミンEも豊富、ビタミンCと一緒に接種することで相乗効果を生むので、ピーマンの抗酸化作用はトップクラスです。

これだけの栄養豊富な野菜、特に旬の今は、ビタミンCの含有量がさらに多くなっています。

見分け方としては
・へたが緑色で鮮やかなもの
・全体にツヤがあり、色が均一なもの
・持った時に重く感じるもの
・茶色っぽい斑点がないもの

ピーマンは鮮度が落ちると苦味が出てくるので、できるだけ新鮮なものを選びましょう。

ピーマンは、油と相性が良いので、チンジャオロース、肉詰め、夏野菜をオリーブオイルで炒めるラタトュイユもいいですね♪

独特なニオイや苦味が苦手な方は、ピーマンを切るとき、縦方向に切るようすると少し抑えられます。
横方向に細切りにしたり、輪切りにすると、細胞が壊れて苦味成分が多く出てしまいます。
また、内側の種を支えている白いフカフカした部分を丁寧に取り除くことも大事です。

夏野菜を積極的に食べて、夏バテを予防しましょう!!

 では、次回の「まいチョイス♪」をお楽しみに!

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